「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方〜岩田松雄〜
私はコーヒーが好きで、特に家族揃ってのスタバファンである。スタバといえば”サービスが良い” ”ドリンクが美味しい”など様々な魅力から、多くの集客をしている大手カフェチェーンである。
私が最近よく飲むようになったからかもしれないが、最近のスタバの成長っぷりには目を見張るものがある。そこそこ値段は張るが、学生も多くSNSに投稿するのが流行りになっているくらいだ。
今回はこのスタバの売り上げを600→2000億まで上昇させる立役者とも言える元CEO岩田松雄さんの代表作「ついていきたい」と思われるリーダーになる51にの考え方をレビューしていこうと思う。
1.概要
タイトル通りこの作品は、管理職、チームリーダー、社長など、多くの人を束ねる立場の人に必要な考え方を51個紹介されている。日産自動車の下積み時代や、留学経験など著者の経験による裏付けが一つ一つされており、とても腑に落ちやすい一冊になっている。
この本で、著者は”周りから押されてリーダーになること”を理想としている。これを前提に51個の考え方が述べられている。
2.おすすめ度 ★★★★☆
ジャンルとしてはビジネス本になってしまうが、組織においてリーダーの立場を担う人には応用ができるはずだ。著者は、”ビジネスマン以前に人としてどうあるべきか”を大事にしており、生き方の辞書となる一冊だった。違う本も是非読んで今度レビューしていこうと思った。
4つにした理由として、ノウハウ本としては最適だがもっと経験や知識を欲しがる人には物足りないと感じると思ったからだ。ほぼ満点の一冊である。
この本の言葉には、勇気付けられたので、次の記事で引用をたくさんしていこうと思う。